科目紹介 教会会計

 教会会計は企業会計と違い非営利会計ですが、会計の事実を記録、計算、報告するものです。それは受託責任の解明のために大切です。しかしながら教会の責任者となる牧師が教会会計を知らない人が多いのです。そこで将来主の働きに就く方々には是非教会会計をマスターしていただきたいのです。

 教会会計も複式簿記を使います。仕分け、勘定記入、試算表作成、決算書作成となりますが、今はパソコンの会計ソフトを使えば簡単です。ただ仕組みを知らないとパソコンもただの箱になってしまいます。会計の前提・公準、会計原則も知っておく必要があります。授業ではパソコンは使わずに手書きで一連の流れを熟知するまで演習していただきます。

 私、藤 正信は8年会計事務所勤務、会社での経理責任者を10年やってきました。そして公認会計士をめざして勉強し日本商工会議所主催

の簿記1級にも合格しました。しかし、イエス様に献身したので途上で辞めました。でも巡回奉仕の中で教会会計セミナーをしたり会計組織のたて上げを手伝ったりしてきました。あどない・いるえ 伝道協会の会計やあどない・いるえ神学校の会計も私が行っています。

 どんな事業をするにも会計の知識は大切ですが、特に主の働きの正しい会計報告ができるようになっていただけるようになることが私の願いです。では教室でお目にかかりましょう。

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