私は2000年頃4坪のログチャペルを建てました。デッキも作って楽しくやっていましたが、デッキの板を隙間無くして板を張ったので雨が降ると水が溜まって、それがチャペル本体のログ材に染み込んでいって腐ってしまい、ついに自分で解体してしまいました。そのログチャペルはログハウスの本にも載って暖かみのあるシャンデリアとステンドグラスが素敵な礼拝堂でした。
日本は教会も高齢化が進み、大工さんの日当も高くなり、工務店に依頼して教会堂のちょっとした修理や営繕を依頼するのも大ごとになります。もし、教役者が基本的な営繕の仕方を習得していたり、木工の基礎などを知っていたらどのようにすれば良いかが分かって、自分たちで、最悪一人ででも棚を作ったり、鍵をかけられるようにしたり、扉でさえも手作りで作ることができるのです。また求道者の依頼に応えてあげたら、求道者の心がさらに開かれるというものです。あどない・いるえ神学校では学生一人一人の説教講壇を設計から制作まで指導して作っていただきます。余裕あれば10人くらいが入れる手作りサウナを皆で作りたいと思っています。
ノコギリやカンナ、のみの使い方、や刃の研ぎ方、砥石やサンドペーパの種類、割れ目を止める塗料やペンキの種類、電動工具の使い方、授業では実際に必要な物を作っていきます。設計から寸法出し、材料の切断、カンナがけ、ビス留め、塗装までを実習していきます。
多く頭を使いますが楽しいですよ。