神の教会の役者は牧師だけではありません。世界的に神学校や聖書学校は専ら牧師を送り出すためのコースしかありません。献身者も全て将来牧師になるものとして扱われ訓練されていきます。
神の定めはそうでしようか。聖書にはそうは記されていません。
「神は教会の中で人々を次のように任命されました。すなわち、第一に使徒、次に預言者、次に教師、それから奇蹟を行う者、それからいやしの賜物を持つ者、助ける者、治める者、異言を語る者などです」(コリント人への手紙 第一 12章28節)
「キリストご自身が、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として、お立てになったのです」(エペソ4章11節)
パウロは神が教会に立てられる役者は九つあると語っています。そしてそれらの役者により聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるのだと言っているのです。だから聖書学校も神学校も神学生がどの役者に召されているのかを見定め、本人にも自覚させて、其々が召された種類の役者に相応しく学ばせ訓練していかなければならないのです。
あどない・いるえ神学校ではそのような学びと訓練をして参ります。神が立てられた者が神の定めに沿って整えられてこそ最も相応しい教会での働きをしていく事ができるのです。