
「わたしはあなたに向かって罪を犯すことのないように、心のうちにみ言葉を蓄えました」(詩篇119編11節)。神の言葉である聖書のうちこれは神様からの大切な使信だと感じた箇所を覚えることは信仰生活にとって重要です。
神の言葉は考えやはかりごとを判別し、確信を与え、悪魔を縛り上げ、病を癒し、王の心を変え、歴史を動かし、山を海に入れ、奇跡を起こし、人生を変えるのです。
あどない・いるえ神学校では重要な聖書箇所300を覚えて頂きます。短い箇所もありますが、詩篇1編のような長い箇所もあります。英語でも覚えていただきます。加えて少しギリシャ語やスペイン語でも覚えていただきます。これは苦労しますが必ず皆様の宝になります。
私が10歳の頃朝の4時頃、新聞配達をしていました。町中でなかったので明かりも少なく、裸電球が一個電柱に付いてたのですが傘の取り付けが壊れていたのか、電球の上で微妙に揺れていて、電級の光で樹々の影が大きくなったり小さくなったりするのです。10歳の子供ですからそれは毎回通る時恐かったです。でもそこに来ると暗唱して覚えていた「恐るるなかれ、我汝と共にあり、驚くなかれ、我汝の神なり。我汝を強くせん。誠に汝を助けん。誠に我が勝利の右の手汝を支えん」とのイザヤ書41章10節のみ言葉が心の中に響きわたって来るのです。それで神様が共にいてくださると勇気が出て進むことができたのです。